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【アグリコラ】【覚書第8回】手番使って確保する飯数少なければ強いじゃんその1 大進歩編 

どうも。どっことです。覚書第8回です。

前回は「1手でたくさん飯が取れれば、飯行動回数が減るよね。1手につきどれくらい取れればええのん?」という考察をしました。一度に取る飯量が多ければ、必要な飯行動回数が減るのは確かです。しかし、他の資源との兼ね合いであるとか、複数人でプレイするのだから誰かに取られる可能性だとか、不確定要素が大きいことも確かです。

という経緯から今回は「そもそも手番使って確保する飯数が少なくなれば強いよね」という観点で考察したいと思います。「手番は極力使わん。飯が来い。」という断固たる意志です。

 

まず、手番は極力使いたくないにしても、進歩や職業を出すためには、どうしても1手が必要です。(学者は例外として。)

そのため考察するときは、そもそも無駄な1手となっていないかを考慮しつつどれくらいの効率なのかを明確にしたほうが良さそうです。

 

ここで少しだけ、言葉の整理を。

振り飯 [数]:ラウンド[数]の間、ラウンドはじめに飯1が降ってくる。(振り飯3 など)

[資源]飯[数]: 各ステージ終わりに[資源]1を飯[数]に変える(木飯2変換 など)

 

個人的にまず1番はじめに思いつくのは井戸です。

井戸は得点が大進歩の中で1番大きいのに加え、振り飯5がついてきます。これを効率的と言わず何と言えようか(反語)。井戸は木1石3が必要ですが、木材は増築資源として、石は葦石飯で取ることができるので、必要な手数は大進歩1手分だけと考えて差し支えなさそうです。1手飯4として計算するので、実質1.25手の飯行動というわけです(なので0.25手得)

 

次に思いつくのが工業系大進歩です。

工業系大進歩は各ステージの終わりに、家具屋さん(家具製作所)なら木飯2、土屋さん(製陶所)なら土飯2、カゴ屋さん(カゴ製作所)なら葦飯3を変換できます。これらがステージ2の終わりから毎ステージ機能しただけでも合計で飯10〜飯15が降ってくる計算になります。手数換算しても2.5〜3.75手行動。やだ、強い。

家具屋さんや土屋さんは、井戸が取られた時の代替案となりそうですが、カゴ屋さんを取るのはなかなか難しそうですね。序盤の葦は増築に欠かせない貴重な資源ですからね。カゴ屋さんについては、カヌーやもり打ちの力を借りる必要がありそうです。

あと、工業系を機能させるために資源を取る行動をするとそれこそ無駄行動になりかねないので注意が必要です。「土屋さんなのに土がない…土1ぐぬぬ…」は無駄行動です。必要な資源が自然と降ってくるようにしておきたいものです。

 

って、上記を書いたところで、

「必要な資源を降らせる準備も手数に考える必要があるのでは?」

と気づいてしまったので、ひとまずここまで。追記予定です。

 

追記 2018/9/26

追記予定とは書いたのですが、上記ケースを考えると工業系大進歩を考察するのって難しいことに気づきました。

「追記予定」と書いたときは「木材降らせるなら深い森、粘土降らせるならレンガ大工ってことでええやろーヘララー」と考えていました。「さすがに雑すぎた...」と反省したのと同時に「じゃあどうやって考察する...?」という疑問も沸いてきました。というのも上記以外で資源を降らせるためには、食料と違って何かしらのアクションをする必要があるのと、降らせるための職業カードを出す必要があるからです。つまり、資源飯2変換を考察するために、「大進歩を取る1手」+「必要分の資源を降らせるアクション(最大)4回」+「資源を降らせるための職業を出す1手」をベースとする必要があります。

この考察はさすがにしんどい...。そしてこれを考えてると「それって大進歩工業を考えなくても職業カード1枚で済むよね?」というケースが出てきます。例えば、「大進歩家具屋さんのために、薪集めを一緒に使おう」と考えたときに「それってほぼ鋤手助手で済むよね」となります。「最短経路を求めたつもりが、いつの間にか遠回りしていた...」という悲しい事態に陥ります。

「工業系大進歩」と「資源をより簡単に取る方法」を合わせて考察するのは(私個人の観点では)難しいテーマであることが見えたので、まずは問題の単純化を図るために資源は通常通りに取るとして考察を進められればと考えています。

追記できるようであればしますが、ひとまずこれで。